ローテティングレーザーとリモコンに関する安全上の注意事項

危険なく安全にお使いいただくために、すべての指示をよくお読みになり、指示に従って正しく使用してください。これらの指示を守らないと、組み込まれている保護機能が損なわれることがあります。警告ラベルが常に見える状態でお使いください。この取扱説明書を大切に保管し、ほかの人に貸し出す場合には一緒に取扱説明書もお渡しください。

  • 本メジャーリングツールは、レーザー警告ラベル(構造図のページにあるメジャーリングツールの図 )が付いた状態で出荷されます。
  • レーザー警告ラベルのテキストがお使いになる国の言語でない場合には、最初にご使用になる前にお使いになる国の言語で書かれた同梱のラベルをその上に貼り付けてください。
  • 本メジャーリングツールのレーザー出射開口部には、警告ラベルが貼付されています。メジャーリングツールを使用する際、その位置に注意してください。
  • 日本語の警告ラベルが貼示されていない場合には、初めてご使用になる前に同梱の日本語ラベルを貼示中のラベル上に貼ってください。
  • 注意 – 本書に記載されている以外の操作/調整装置を使用したり、記載されている以外のことを実施した場合、レーザー光を浴びて危険が生じるおそれがあります。
  • レーザー装置を改造しないでください。本取扱説明書で説明されている設定オプションについては安全にご使用いただけます。

レーザー光をのぞいたり、人や動物に向けたりしないでください。本機は、EN 60825-1に準拠したレーザークラス3Rのレーザーを照射します。照射されるレーザーが直接目に入ると、たとえ距離が離れていても目に影響を与えるおそれがあります。

  • 安全メガネとしてレーザー用保護メガネ(アクセサリー)を使用しないでください。レーザー用保護メガネはあくまでもレーザービームを見やすくするためのもので、レーザー光から保護するものではありません。
  • レーザー用保護メガネ(アクセサリー)をサングラスとして使用したり、道路交通上で着用したりしないでください。レーザー用保護メガネは紫外線から目を完全に守ることはできず、また着用したままだと色の認識力を低下させます。 
  • 修理の必要がある場合は、必ずお買い求めの販売店、または電動工具サービスセンターにお申しつけください。専門知識を備えた担当スタッフが純正交換部品を使用して作業を行います。これにより安全性が確実に保たれます。
  • 誰もいないところでお子様に本機を使用させないでください。意図しなくても誰かの目を眩ませてしまう場合があります。
  • 窓や鏡などのツルツルした面にレーザーが当たって反射しないようにしてください。反射したレーザーも目に影響を与えるおそれがあります。
  • メジャーリングツールは、レーザー装置の取り扱いに慣れた方のみが操作してください。EN 60825-1には、レーザーが人体(目や皮膚)に与える影響や危険を回避できるようなレーザー保護用品の正しい使い方などがまとめられています。
  • 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスや粉じんのある場所)で作業しないでください。火花が発生し、ほこりや煙に引火するおそれがあります。
  • 必ず目の高さより上、もしくは下にレーザーが照射されるようにメジャーリングツールを配置してください。これにより、目に与える影響を回避することができます。
  • メジャーリングツールを使用する領域を、適切なレーザー警告ラベルを付けてはっきりわかるようにしてください。これにより、作業に関係のない人が危険なエリアに立ち入ってしまうのを防ぐことができます。
  • 作業に関係のない人がアクセスできる場所にメジャーリングツールを保管しないでください。メジャーリングツールの取り扱いに慣れていない人が操作すると、当人や他者を傷つけてしまうおそれがあります。
  • レーザークラス3Rのレーザーを使用する場合は地域の規定にも注意してください。規定を順守しないと、けがにつながるおそれがあります。
  • レーザーが照射される領域が保護/防護されていることを確認してください。特定の領域にレーザーの放射を制限すれば、作業に関わっていない人の目に与える影響を回避することができます。
  • メジャーリングツールをオンにしたまま放置しないでください。使用後はメジャーリングツールの電源を切ってください。レーザー光が他者の目に入ると視力に影響を及ぼす場合があります。
  • レーザー光を見るために、双眼鏡やルーペなどの集光機器を使用しないでください。目を負傷するおそれがあります。

磁気を帯びたアクセサリーを埋め込み型医療機器やその他の医療器具(ペースメーカーやインスリンポンプなど)に近づけないようにしてください。アクセサリーのマグネットにより磁界が生じ、埋め込み型医療機器やその他の医療器具の機能を損ねるおそれがあります。

  • 磁気を帯びたアクセサリーを磁気データ媒体や磁気の影響を受けやすい装置に近づけないようにしてください。アクセサリーのマグネットの作用により不可逆的なデータの損失を招くおそれがあります。